一次請けと協力会社で違う、システムインテグレータの仕事

一次請け企業と協力会社とは?

一次請け企業とは、NEC・日立・富士通・日本IBM・NTTデータといった大企業にて、顧客システムのコンサルティングおよびインテグレーションを請け負う事が仕事であり、プロジェクトを完遂する為に、プロジェクトマネジメントを行うことが中心となります。
一方、プロジェクトメンバーの9割前後は下請け企業(協力会社)により構成され、自社ならびに出向先(客先現場)への常駐となります。

一次請け企業のシステムインテグレータのお仕事

ユーザー企業からシステム構築を受注し、ハードウェアベンダー・ソフトウェアベンダー・通信ベンダー等と協力し、システムを構築していきます。併せて、協力会社へ細分化したプロジェクトの発注を行い、プロジェクトメンバーを構築します。

協力会社のお仕事

実質的な構築作業を行うのが協力会社のエンジニアです。
彼らは人月工数(1ヶ月あたりの単価と時間)で管理され、1日8時間以上、週5日の客先常駐をコミットされる事がほとんどです。
人数合わせでアサインされる事もありますが、実際に戦力となる人には仕事がどんどん振られます。

ITゼネコンの構造

一次請け企業から直接末端のエンジニアにオーダーする事は少なく、取引口座のあるシステムインテグレータへ発注を行います。その後、実際に作業する企業へと二次・三次と発注されていきます。
例えば通信ベンダーの場合、「ユーザ企業→一次請けシステムインテグレータ→通信ベンダ→通信建設会社→実際に作業する企業」といったように、何重にも発注がなされて行きます。

一次請け・二次請けは狭き門

このITゼネコン構造を知ると、一時請け・二次請けのシステムインテグレータ(ベンダー)が断然有利という事がわかると重います。しかし、実際にはとても狭き門でもあり、また実際の作業ではなくアーキテクトやプロジェクトマネージャとしての仕事がメインの仕事となる為、技術の概要は理解すれど手を動かすことは少なくなります。
もし現場で手を動かしていたいのであれば、あえて三次請けといった企業で修行をし、そこからプロジェクトマネージャや他業種を狙っていくのも良いでしょう。

おわりに

このように、同じシステムインテグレータでもITゼネコンの上層部と下層部で仕事内容は大きく異なります。これらを理解した上でシステムインテグレータ業界へ入ってこられる事をおすすめします。