システムインテグレータを辞めた理由

システムインテグレータを辞める理由

システムインテグレータは人気職種である一方、辞めて去っていくエンジニアも多々居ます。今回は、彼らがなぜシステムインテグレータを去っていくのか、辞める理由についてまとめてみます。

一次請けシステムインテグレータではエンジニアはいらない

一次請けのシステムインテグレータでは、実際に手を動かす必要は何もなく、あっても客先同行程度です。その為、技術的な知識やプロジェクトマネジメントについての必要な知識は必要ですが、実際に手を動かす必要はなく、またドキュメントを書く必要もありません。その為、末端のエンジニアの苦しさとは対象に退屈と感じる場合もあります。
現実の一次請けシステムインテグレータでは、社員1人に協力会社エンジニアが15人程度つき、社員はほとんど仕事をする必要がありません。

自分のやりたい事が出来ない

下流のシステムインテグレータに就職し、顧客システムを構築する中で、顧客の仕様書通りの構築しか行えず、また勤務時間も長いためプライベートの時間も取れないことから、自らの技術的興味が満たされず、「自分のやりたい事が出来ない」と感じる事もあります。
具体的には、顧客の指定したフォーマットで作成されたドキュメント通りにシステムを構築・テストし、納品を行う事が仕事になります。その為、ドキュメントが整っていれば整っているほど、プラットフォームが決まっていれば決まっているほど例外が起こるケースは少なく、とてもつまらない仕事として認識される場合があります。

トラブルが多発し過ぎる

また、逆にトラブルが多発する現場では、エンジニアがどんどん疲弊していくという現実があります。
例えば、ドキュメントが揃っていない、レポートラインが整っていない、スケジュールが近々で泊まり込みが続く、予算が少なすぎて人員が足りないなど、所謂「ブラック企業」と言われている現場となります。
また、エンジニアのマネジメントがきちんと出来ていない為、エンジニアの仕事のコントロールが出来ていない現場も多く、その為に出来るエンジニアに仕事が集中する事から、特定の人が疲弊してどんどん辞めていく、という現場もあります。

おわりに

システムインテグレータも様々で、ITゼネコンにおける上流・下流ともにそれぞれトラブルは抱えているようです。もちろん無理をしないのに越したことはありませんが、無理が祟る前に他業界や他社へ転職するのも悪く無いかも知れません。